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低酸素体験記 ③さぁ、いよいよ低酸素体験!

こんにちは、院長の小川です。では、いよいよ体験をご報告しますね。


今回お邪魔したASICS Sports Complex TOKYO BAYでは、標高2,000~4,000m相当の酸素濃度が体験できます。先日もパラリンピック競泳選手の練習風景を取材したTV番組で、施設が使用されていました。

私は低酸素プールでのダッシュは苦しくてやりませんでしたが、あの中でダッシュは相当キツイものです。

一流選手の心肺能力は想像以上だと思いました。


施設は、トレーニング上級者や、アスリートのプライベートトレーニングにも使用できる酸素濃度の低い(標高3,000m相当)トレーニングルームと、広いニーズに合わせたトレーニングエリアがあり、ここではランニングなどの有酸素系、フリーウエイト系、ストレングス系(※1)、多目的エリアとなっています。

ヨガなどに使用するエクササイズ用のスタジオ、50m・25mのプールも低酸素仕様です。



最初にInBody。体成分分析を計測し、自分の身体の点数評価。

筋肉量が多いと100点を超えることもあるようですが、私は78/100点。褒めてもらえました。

体水分量、タンパク質量、ミネラル量、体脂肪量、筋肉量、部位別筋肉量(左右脚・腕・体幹)など、数字で見ると、左右差も少なくまずまず。悪くないようです。コロナ禍で運動不足だったので身体を作って再チャレンジしたいところです。


次に2,000m相当のトレーニングエリアで身体慣らし。

パルスオキシメーター(※2)を付けて4分間、7㎞/1Hで歩き、自分の身体が低酸素にどのように対応するタイプかを確認します。

さて、運動前の数値を見ますと酸素飽和度(SpO₂)は96%、標準です。

そして、4分後87%。この4分間は特に苦しいとか、辛いと感じることもありませんでしたが、数値が随分減っていたので驚きました。スタッフの方によると、私は順応しやすいタイプのようです。

この、タイプも1)急激に低下する人、2)私のように徐々に低下する人、3)なかなか低下していかない人と様々で、まず安全面も踏まえてタイプを把握するそうです。ここで80%以下になると施設体験は難しいと思います。


この後、スタジオで予約していたヨガのレッスン。この時は低酸素ではなくて通常の酸素濃度でした。曜日や時間によって濃度をかえているようなので、プログラムに合わせて参加されると良いでしょう。

ヨガの後はしばらく自由にマシンを使用して筋トレをしました。低酸素にも慣れたのか、それほど負荷をかけずにいたので、ここでも息苦しさなどはありませんでした。パルスオキシメータが所々に置いてあり、測りながら。少し強度を上げて、低くなっても86%くらいでした。


さて、いよいよプールへ。

まずは50mプールで200mゆっくり泳いで、酸素飽和度(SpO₂)を測定。

驚くほどに低下し、200mアップで泳いだだけで83%。それも、後半の100mは腕が重くて身体が思うように動かない。「80%を切ったら休憩してください」と指示頂き、ゆっくり自主練。

キックを激しく打つとすぐに息が上がってしまうので、持参したフィンの力を借りて。

長水路だとはいえ、50m泳いだだけで一休みしたくなります。

少し速く(と言っても普通に)100m泳いだだけで80%、25mまで軽くダッシュしてみると78%まで下がりました。

隣でプロのアスリートが練習されていましたが、スタートダッシュは見ているだけでキツそうでした。

休憩中に、トライアスロン出場の為に最近入会したという方とお喋りしましたが、最初は私と同じようにすぐに80%以下に、5回目くらいから身体が慣れてきたと教えてくれました。


心肺機能が強化されると酸素を効率よく接種し消費することでエネルギーを多く生産できるようになり「疲れにくく」なります。加齢とともに低下してしまう心肺機能。長く歩いたり、階段の昇り降りですぐに息が上がってしまったり、息苦しさを感じるようになります。コロナ禍で外出を控えた為に運動不足を感じた方も多いと思います。スポーツに限らず、今回のような低酸素施設の利用は、私が最初にやったように7㎞/1Hで歩くだけでも心肺機能を鍛えることに繋がります。


他にも、通常酸素環境下と比べ、〇強度を落としても同等の効果が期待出来ることから、関節や筋肉などにより負担がかからないようにトレーニング出来る、〇短時間のトレーニングで効果的に全身持久力を向上させることが出来る、〇生活習慣病の予防や効果に期待(低酸素トレーニングによる体脂肪のより大きな減少も報告されている)されています。



今回のように一度の体験では効果が分からないので、出来れば続けて利用したいものです。

マシンの数も種類も多いのでそれだけでも胸高鳴りますし、世界で活躍しているアスリートにも会える可能性も・・・。

機会があれば是非体験してみてください。

スタッフの方も元気があって礼儀正しいですし、マシンの使い方が分からないとスーと近づいてきて教えてくれたり、良い時間を過ごせますよ。


<おまけ>

歩行姿勢の測定をしてみました。歩行速度や歩幅、上下動、左右の足の上り角度。1度目は総合47歳(速度年齢61歳・バランス年齢41歳・姿勢年齢41歳)。2度目は総合44歳(速度年齢40歳・バランス年齢50歳・姿勢年齢43歳)。まだまだ改善が必要のようです。




(※1) ストレングス系:筋力・パワー・金持久力のみならずスピード・バランス・コーディネーション等の筋機能が関わるすべての体力要素に不可欠な能力であり、単に力発揮の大きさを表すだけでなく、恐恐に応じて適切に筋活動をコントロールするための「神経―筋系全体の能力」と定義されます


(※2) パルスオキシメータ:酸素飽和度SpO₂とは・・・肺から取り込んだ酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。SpO₂とは、心臓から全身に血液を送り出す動脈の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか(酸素飽和度)、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。

一般社団法人 日本呼吸器学会 「よくわかるパルスオキシメータ」より引用






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